祇園女御塚(ぎおんにょうごづか)

所在地:京都市東山区円山町(祇園堂)   名所地図情報名所

 祇園女御塚(ぎおんにょうごづか)は、円山公園の南にあった祇園女御のお墓

 祇園女御は、平安時代後期、平清盛の生母といわれている

 下級の官女として白河院に仕え、白河法皇に見いだされ寵愛された

 現在は、祇園堂の門前に祇園女御供養塔が立てられている

【祇園女御塚の歴史・経緯】


祇園女御

 <祇園女御
 生没年不詳

 平安時代後期
 白河天皇の蔵人 源仲宗の妻といわれる(源仲宗の子 源惟清の妻ともいわれる)

 下級の官女として白河院に仕え、白河法皇に見いだされ寵愛される

 堀河天皇御願寺として祇園社の東南に阿弥陀堂が建立され、そこに住み、丈六阿弥陀仏には金銀珠玉で飾り付ける
 「祇園女御」「白河殿」とも称される

 実子に恵まれず、待賢門院などを養子とした

 白河法皇の寵愛を受けて懐妊すると、平忠盛の妻となり、平清盛を生んだといわれる

【祇園女御塚へのアクセス】

 市バス・京都バス 祇園 徒歩約10分
 京阪電車 祇園四条駅 徒歩約15分
 阪急電車 京都本線 河原町駅 徒歩約20分


【京都検定 第19回1級】

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