祇園女御塚(ぎおんにょうごづか)は、円山公園の南にあった祇園女御のお墓
祇園女御は、平安時代後期、平清盛の生母といわれている
下級の官女として白河院に仕え、白河法皇に見いだされ寵愛された
現在は、祇園堂の門前に祇園女御供養塔が立てられている
<祇園女御>
生没年不詳
平安時代後期
白河天皇の蔵人 源仲宗の妻といわれる(源仲宗の子 源惟清の妻ともいわれる)
下級の官女として白河院に仕え、白河法皇に見いだされ寵愛される
堀河天皇の御願寺として祇園社の東南に阿弥陀堂が建立され、そこに住み、丈六阿弥陀仏には金銀珠玉で飾り付ける
「祇園女御」「白河殿」とも称される
実子に恵まれず、待賢門院などを養子とした
白河法皇の寵愛を受けて懐妊すると、平忠盛の妻となり、平清盛を生んだといわれる