安養寺(あんようじ)(AnyouJi)



所在地:京都市中京区新京極蛸薬師下ル東側   卍地図情報卍

浄土宗西山禅林寺派の寺院

山号:八葉山

本尊:阿弥陀如来

開基:恵心僧都 源信
開山:安養尼(恵心僧都 源信の妹)

通称:逆蓮華寺(さかれんげじ)

洛陽六阿弥陀めぐり第5番(逆蓮華の阿弥陀)
新京極の七不思議の一つ

ご利益:無病息災・家運隆盛・祈願成就
 安養寺(あんようじ)は、誠心院から新京極を南へ下り、蛸薬師通の角に建つ小さな寺院

 古くから女人往生の寺として多くの女性からの信仰を集めている

 本尊の阿弥陀如来は、台座の蓮華八葉を逆さにして安置されており、「逆蓮華の阿弥陀」と称され、
「逆蓮華寺」と称されている
 新京極の七不思議の一つ

【安養寺の歴史・経緯】




【安養寺の寺宝】

 <木造 阿弥陀如来像
 本尊
 「逆蓮華(さかれんげ)」と称される  台座の蓮華の8枚の花弁が下向きに開いている珍しいもの

 蓮台を作り、仏像を載せたところ3度も蓮台が壊れてしまい、作るたびに壊れてしま ったといわれ、
 ある日の夜、悩んでいた仏師の夢の中に年老いた僧が現れ、「逆蓮華の台座を作るとよい」と夢告があったといわれる故事が残る

 「男性の心の中の蓮華は上向きに咲くが、女性はその逆といわれ、
 本尊は、阿弥陀如来は女人が往生できる証拠仏といわれている

 <不動尊
 <弁財天

【安養寺の祭事】

 <初洛陽六阿弥陀めぐり
 1月15日
 江戸時代初期
 一年の最初の六阿弥陀巡りで、「南無阿弥陀仏」を念ずれば極楽浄土するといわれる

 <洛陽六阿弥陀めぐり
 阿弥陀如来を安置する六か寺を巡拝する
 まず、真如堂で洛陽六阿弥陀巡拝の証をもらい蓮華の朱印を受け、
永観堂清水寺阿弥陀堂・安祥院・安養寺の順で回り、誓願寺で結願する

 毎月の功徳日に3年3ヶ月の間参拝をすれば、無病息災・家運隆盛・祈願成就など特別な功徳があるといわれる

【安養寺へのアクセス】

 市バス 河原町蛸薬師前 徒歩約1分
 市バス 四条河原町 徒歩約5分
 阪急電車 京都線 河原町駅 徒歩約10分

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