粟嶋堂 宗徳寺(あわしまどう そうとくじ)は、京都駅の西にある寺院
東側に粟嶋明神を祀る粟嶋堂神殿が建っている
女人守護の寺として、婦人病平癒や安産祈願にご利益があるといわれる
江戸時代の俳人 与謝蕪村、文人画家 富岡鉄斎なども参拝している
<北山門>
<石標「粟嶋堂宗徳寺 粟嶋大明神」>
<南山門>
<粟嶋堂神殿>
粟嶋大明神として、少彦名命の本地仏 虚空蔵菩薩が祀られている
芭蕉紋の装飾が付けられている
<本堂>
本尊 阿弥陀如来が祀られている
1330年(皇紀1990)元徳2年頃の建立
かつては伏見にあり、豊臣秀吉の伏見城の築城のときに移築された
<賓頭盧(びんづる)>
本堂に置かれている撫で仏
<弥陀板碑>
庭内の石灯籠、花崗岩製
板碑に半肉彫りの定印を結ぶ阿弥陀坐像が彫られている
頭部の左右に観音菩薩、勢至菩薩の種子が陰刻されている
下方に「応永二十八年」の刻銘があり、1421年(皇紀2081)応永28年の製造とされる
<咲分稲荷社>
正一位 咲分稲荷大明神が祀られている
<弁財天社>
<地蔵堂>
<与謝蕪村の句碑>
「粟嶋へ はだしまいりや 春の雨」
娘の病気回復の祈願のために訪れたといわれる
<人形舎>
全国から寄せられた人形が納められている
<人形癒やしの石碑>
<宝篋印塔>
<納骨堂>
<人形供養>
全国から寄せられた人形を、毎月のお火焚きにより供養されている
<新春祈祷会> 1月3日
<お火焚き祭・柴燈大護摩供> 5月5日
<大般若転読会> 11月3日
<安産祈願>
お札・御符を授かり、産気づいたら御符を水かぬるま湯に浮かべて飲むと楽になるといわれる
お守りの腹帯も授与されている