峰定寺(ぶじょうじ)は、鞍馬からさらに北の大悲山の中腹に建つ寺院
修験道場で、奈良の大峰山に対して「北大峰」と称される
春は、水仙(すいせん)、石楠花、躑躅(ツツジ)の名所
秋は、紅葉の名所
本堂までが入山可能で、山中は立入禁止になっている
<本堂(重要文化財)>
崖に張り出しており、わが国最古の舞台造建築といわれる
供水所は、最古の閼伽井屋(あかいや)の遺構
<仁王門>
本堂までの参道は、歴史的自然環境保全地域に指定されている
室町時代の建立
<供養塔>
峰定寺の周辺は、古くから落人の隠れ里となっている
流罪となった俊寛僧都の妻子が、近くの谷で病没したため、俊寛と妻子の供養塔が建てられている
<十一面千手観音菩薩像(重要文化財)>
本尊
鳥羽法皇の念持仏が下賜されたものといわれる
白檀に精巧な彫刻が施されている
<板絵著色 鷲鷹図 絵馬2面(京都市指定登録文化財)>
1751年(皇紀2411)宝暦元年 渡辺始興の筆
<不動明王>
<毘沙門天>
<釈迦如来像>
<金剛力士像>