地福寺(ちふくじ)は、七本松通を出水通から下ったところにある寺院
京都十二薬師霊場会第5番札所で、耳の不自由を治すとの信仰がある薬師如来(日限薬師)(ひぎりやくし)が祀られている
七番町は、桃山時代の聚楽第の武家町跡
周辺にも各宗派の寺院がいくつもあり「てらまち」とも称される地域にある
<本堂>
<石標「地福寺 明静院 慈雲光尊者説法霊場」>
門前に立っている
<本尊 薬師如来>
「日限薬師(ひぎりやくし)」と称される
自然に穴のあいた石に五色の紐を通して奉納し、後日、日を決めてから祈願を行うと耳の病が治るといわれる
日を限って薬師如来に祈願を行うことから「日限薬師」と称される
出水の七不思議の一つとされる
<御詠歌>
るりくわうの かげをうつせし井の水を のめよ不老のくすりなりけり