大法院(だいほういん)は、妙心寺の塔頭の一つ
信濃松代藩主 真田信之(さなだのぶゆき)の孫 長姫(千種有能(ちぐさありよし)の妻)が、
祖父の遺命により菩提所として創建する
院号は、真田信之の法名「大法院」にちなむ
長姫の姻戚開係から、久我家・千種家・真田家・内藤家の四家の香火寺にもなった
<書院>
<庫裡>
<露地庭>
書院から眺められる
茶室へ向かう露地
外露地、中露地、内露地がある
<茶室 有隣軒>
草庵風の茶室
床の間には掛軸「徳不孤必有隣」が掛けられている
孔子の説いた言葉で「本当に徳がある人は、孤立したり孤独に陥ることはない」という
<書院庭園>
<墓地>
信濃松代藩の真田家一門のお墓
松代藩の儒臣で、兵法学者 佐久間象山のお墓(攘夷派により暗殺された)