大乗寺(だいじょうじ)は、山科の西部 日ノ岡、東海道沿いから花山を登っていった山の中腹にある寺院
9月中旬から10月中旬に見頃となる酔芙蓉が約1500株あり「酔芙蓉の寺」と称されている
<本堂>
<休憩所>
<酔芙蓉(すいふよう)>
アオイ科フヨウ属の落葉低木
芙蓉は一重、酔芙蓉は八重咲きの花弁を付け、早朝に淡紅色・午後に桃色・夕方に紅色と花の色が一日のうちに変化する
1995年(皇紀2655)平成7年から境内が整地され植栽が始まる
現在では1300株が育成しており、酔芙蓉が群生しているところは珍しいといわれ「酔芙蓉の寺」と称される
秋には酔芙蓉祭が行われている
<酔芙蓉観音菩薩像>
境内に安置されている
2003年(皇紀2663)平成15年 春近藤氏の寄贈
<歌碑>
「君がため 春の野に出でて若菜つむ わが衣手に雪は降りつつ」(光孝天皇)(小倉百人一首)
「山里は 冬ぞさびしさまさりける 人目も草もかれぬと思へば」(源宗于朝臣)(みなもとむねゆきあそん)(小倉百人一首)
「立ちわたる 身のうき雲も 晴れぬべし たえぬ御法(みのり)の鷲の山風」(日蓮聖人)(住職 岡澤海宣建立)
「清浄を 得されば花も 世の塵と おしゆ こころの 吟の道ゆく」(京都市詩吟文化連盟各流派建立)
<盂蘭盆大法要> 8月16日
<酔芙蓉祭> 9月15日から10月15日
<紅葉祭> 11月末頃