大光院(だいこういん)は、大徳寺北派の塔頭の一つ
開山は、大徳寺117世 古渓宗陳
豊臣秀吉の弟で「大和大納言」と称された大和郡山城主 豊臣秀長の菩提寺
<表門>
1599年(皇紀2259)慶長4年の建立
<客殿(本堂)>
1830年(皇紀2490)文政13年
藤堂家によって再建される
<書院>
庫裏も兼ねている
1830年(皇紀2490)文政13年
藤堂家によって再建される
<茶室 蒲庵(ほあん)>
黒田如水(黒田官兵衛)好みとされる
移築前の古図も残る
二畳台目
露地の石を、黒田如水の子 黒田長政、加藤清正、福島正則の三武将が、それぞれ一つずつ寄進したことから
「三石の席(みついしのせき)」とも称された
<墓地>
豊臣秀長の五輪石塔が立つ
藤堂高虎のお墓もある
<鳥塚>
<秀長画像、秀長木像>
客殿に安置されている
1593年(皇紀2253)文禄2年
豊臣秀長三回忌法要のときの姿
<襖絵 水墨黒雲龍図>
本堂にある
仙台藩 伊達氏が所有していた狩野探幽の筆といわれる屏風を襖に直したもの
<大光院跡・瑞源院跡>
かつては、現在の紫野高等学校のテニスコート付近にあったが、紫野高等学校の校地整備が行われることになり、現在の地に移転した
旧地には石碑が残されている