大雄院(だいおういん)は、妙心寺の塔頭
尾張藩家老 石河光忠(いしこみつただ)が父親の菩提を弔うために建立した
尾張 石河家の香華所となっている
<本堂(京都府指定文化財)>
<客殿>
1726年(皇紀2386)享保11年の再建
現在は方丈として用いられている
江戸時代末期の柴田是真筆の襖絵
<書院>
1726年(皇紀2386)享保11年の再建
円山応挙の門人 土岐済美筆の山水の襖絵
<山門(京都府指定文化財)>
<庫裏(京都府指定文化財)>
江戸時代末期に改築された
<庭園>
妙心寺では珍しく池がある
岩組みはほとんどなく、苔で覆われている
番傘形の灯篭などがある
<客殿襖絵72面>
江戸時代末期から明治初期の漆芸家・蒔絵師の柴田是真(しばたぜしん)の筆
中国 唐代の武将を題材にした「郭子儀図」
向日葵が描かれているのが珍しい「四季草花図」
猿が愛らしい「滝猿図」など
<書院襖絵>
円山応挙の門人 土岐済美(ときざいみ)筆の山水画
<蚕繭紙(さんけんし)>