大龍院(だいりゅういん)(DairyuIn) 京都通メンバ
所在地:京都市右京区花園妙心寺町   卍地図情報卍

臨済宗大本山 妙心寺塔頭
霊雲派

本尊:釈迦如来

創建:1606年(皇紀2266)慶長11年

開基:米子藩主中村家初代 中村忠一

開祖:妙心寺80世 鉄山宗鈍(てっさんそうどん)

 大龍院(だいりゅういん)は、JR嵯峨野線 花園駅の北にある臨済宗 大本山 妙心寺霊雲派の塔頭

 妙心寺境内の西側の参道の中程、大庫裏の西の東西参道を西入った北側にある

【大龍院の歴史・経緯】





【大龍院の伽藍】

 <旧大嶺院庭園>
 妙心寺山内唯一だった池泉廻遊式庭園があった
 江戸時代の茶匠 藤村庸軒(ふじむらようけん)の作庭
 1799年(皇紀2459)寛政11年
 「都林泉名勝図絵」に名庭として記されている
 その後、荒廃した

 <方丈庭園>
 1978年(皇紀2638)昭和53年
 太嶺院と合併したときに、作庭家 重森完途(しげもりかんと)により、方丈の背後に庭園が整備された
 正面に築山があり、東北隅に枯滝組がある
 多くの立石と、東西に細長い池があり、土橋が架けられている

 <関山国師洗脚石(せんきゃくいし)>
 庭園高台にある
 「洗脚関山石」とも称される
 妙心寺開山 関山慧玄が、天龍寺夢窓疎石を訪問するとき、必ず油掛地蔵尊のところで、前に流れる川で足を洗い身を清めていた
 天龍寺の僧侶がこの事に気づき、洗いやすいようにと川の畔に石を移して置いた
 その後、天龍寺塔頭 南芳院に移され保存された
 江戸時代後期
 妙心寺派管長 今川貞山により、天龍寺から大龍院に移された


 <墓地>
 江戸時代後期の儒学者・漢詩人・勤皇家 小野湖山(おのこざん)のお墓



【大龍院へのアクセス】

 市バス・京都バス 妙心寺前 徒歩約3分
 JR山陰本線(嵯峨野線) 花園駅 徒歩約5分
 嵐電 妙心寺 徒歩約3分

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