檀林寺(だんりんじ)は、嵐山嵯峨野にある寺院
嵯峨天皇の皇后 橘嘉智子が創建し、唐の僧 義空和尚を師として日本で最初に禅が教えられたところといわれる
<本堂>
宝蔵造り、3層楼屋根
屋根には瑞鳥が京都御所の方向に向けて立っている
<壇林皇后の供養塔>
<三門>
壇林皇后が学校として設けた「蓮華精舎」の扁額
<瓢箪池(ひょうたんいけ)>
モリアオガエルが繁殖している
6月〜8月には頭上の樹木に産卵する
<霊宝館>
壇林皇后ゆかりの品や、多くの天皇の親筆、西郷隆盛の書などが陳列されている
<石標>
門前の左に立つ
禅の発祥遺跡を表す「山城国一ノ寺 壇林寺」と刻まれた大きな石標
<檀林寺旧跡・前中書王遺跡(さきのちゅうしょおういせき)の石標>
所在地:右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町
「前中書王」とは、醍醐天皇皇子兼明親王のこと
源姓を賜い、左大臣となるが、関白 藤原兼通の計略により親王に復し、
閑職の中書卿(中務卿)に補任されたため、嵯峨野の山荘 雄蔵殿(おぐらでん)に隠棲した
<壇林皇后陵>
清滝トンネルの手前、化野念仏寺の西約200mの所にある