円隆寺(えんりゅうじ)は、舞鶴市の西市街地を見下ろす愛宕山の東山すそにある真言宗御室派の寺院
境内から愛宕山山頂へ散策することができる
北に境内を接して朝代神社がある
現在の建物は、地元の大工 林田伝之丞房章などにより、江戸時代後期までに再建されたもの
<総門(京都府指定有形文化財)>
八脚門、三つ棟造、入母屋造、桟瓦葺
脇間の前後に四天王像を安置する珍しいもの
1753年(皇紀2413)宝暦3年の再建
<本堂(京都府指定有形文化財)>
桁行5間、梁間5間、入母屋造、瓦葺、千鳥破風、棟唐破風向拝
1786年(皇紀2446)天明6年の再建
<方丈>
江戸時代中期の再建
<多宝塔(京都府指定有形文化財)>
本瓦葺、亀腹鱗状瓦葺
亀腹を瓦葺にするなど、独創的な建築として価値が高いといわれている
1751年(皇紀2411)宝暦元年の再建
<鐘楼(京都府指定有形文化財)>
桁行1間、梁間1間、袴付
1760年(皇紀2420)宝暦10年の再建
<鎮守堂(京都府指定有形文化財)>
1間社流造、桧皮葺
1737年(皇紀2397)元文2年
<庫裏>
江戸時代中期の再建
<護摩堂>
江戸時代中期の再建
<聖徳太子堂>
<観音堂>
<木造阿弥陀如来坐像(重要文化財)>
本尊三体
丹後地方最大の丈六仏で、丹後地方で最も古いものといわれる
像高227cm
平安時代の造像
<薬師如来坐像(重要文化財)>
本尊左脇侍
像高156cm
平安時代の造像
<釈迦如来坐像(重要文化財)>
本尊右脇侍
像高153cm
平安時代の造像
<木造不動明王立像(重要文化財)>
平安時代の造像
<毘沙門天立像(重要文化財)>
鎌倉時代の造像
<木造薬師如来坐像(舞鶴市指定文化財)>
平安時代の作
<紙本墨書不動明王二童子像(舞鶴市指定文化財)>
室町時代の作
<愛宕山>
境内から愛宕山山頂へ散策することができる
<愛宕権現社>
愛宕山山頂にある
円隆寺の所轄