護浄院(ごじょういん)は、京都御苑の東側、寺町通の荒神口付近にある寺院
本尊の清三宝大荒神は、家庭の竈(かまど)の上に祀られ火の守護神とされ、「清荒神」とも称される
荒神町の地名の由来になっている
<本堂>
神社風の流造で、石の鳥居がある
<清三宝大荒神>
本尊
光仁天皇の皇子 開成親王の作といわれる
悪魔降服の尊体
「荒神経」によると、
七つの災難がたちまち消滅し、七つの福がたちまちやってきて、一切の苦悩から救われる「七難即滅」「七福即生」が説かれる
<福徳恵美寿神>
尊天堂に安置されている
元禁裏に安置されていたが、明治維新の際に、護浄院に移される
京都七福神の一つ
<准胝観音菩薩>
観音堂に安置されている
「仏母准胝尊」の扁額が掲げられており、あらゆる仏さまの母といわれている
蓮台と共に六尺の立像
作者不明で、江戸時代初期に池の中から出現したものといわれる
多くの仏を生み出す母であり、あらゆる人々の悩みに答えて救って下さるといわれる
子授けの観音菩薩として、清浄と母性の象徴、母の願いを叶えて下さるといわれる
<節分会> 節分
あめ湯、笹酒の接待、福豆くじ付豆まき、星まつり供
<大般若経転読法会> 5月28日
厄よけそばの接待
<お火たき祭(採燈大護摩供)> 11月28日
行者、稚児おねり行列