蟠桃院(はんとういん)は、JR嵯峨野線 花園駅の北にある臨済宗 大本山 妙心寺東海派の塔頭
妙心寺境内の北部にあり、北側には光国院、東側には桂春院、南側には養徳院、西側は こども園ゆりかごに囲まれている
<玄関>
桃山時代の創建時のものといわれる
あるいは、聚楽第にあったものが移設されたともいわれる
左甚五郎作といわれる彫刻がある
<庭園>
1799年(皇紀2459)寛政11年の「都林泉名勝図絵」には「林泉は奇石奇岩多し」と記され名庭とされていた
<墓地>
前田玄以、前田玄以の娘 長松院殿、正室 永福院殿の五輪塔3基が立つ
赤穂藩浅野氏の家臣 大石無人のお墓
<伊達政宗夫妻像>
伊達政宗は甲冑を身に付け、夫人はそばに座っている
<前田玄以像>
1602年(皇紀2262)慶長7年の妙心寺58世 南化玄興の賛がある
<永福院殿像>
妙心寺79世 一宙東黙の賛がある前田玄以夫人の寿像
<指津宗珢像>
幡桃院8世 指津宗珢の像
臨済宗中興の祖とされる白隠慧鶴(はくいんえかく)の賛がある
指津宗珢の師だった円山応挙の筆ともいわれる
<雲居希膺自賛の「雲居禅師像」>
<雲居希膺賛の「崖上安息図」>
<雲居希膺筆の「臥輪禅師偈」>
<快川紹喜筆の「柏堂道号」>