栄西禅師(えいさいぜんじ)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した僧
日本 臨済宗の開祖、建仁寺の開山
天台密教葉上流の開祖でもある
中国から茶種を伝え、喫茶の効用を説き、喫茶の習慣をもたらした
<喫茶養生記>
上下2巻
上巻では、茶の種類や抹茶の製法、身体を健康にする喫茶の効用が説かれ、
下巻では、飲水(現在の糖尿病)、中風、不食、瘡、脚気の五病に対する効用と用法が説かれている
「茶桑経(ちゃそうきょう)」とも称される
1214年(皇紀1874)建保2年
源実朝に「茶徳を誉むる所の書」として献上される