無関普門(むかんふもん)は、鎌倉時代中期の臨済宗聖一派(しよういちは)の僧
東福寺の第三世住持となり、亀山上皇により南禅寺の開山に迎えられる
<南禅寺>
亀山法皇が、亀山天皇が、大宮院(亀山天皇の母親)の御所として造営した離宮 禅林寺殿を寺院に改め、
当時80歳の無関普門を開山として「龍安山(りょうあんざん)禅林禅寺(ぜんりんぜんじ)」と名付ける
日本最初の皇室の発願による禅寺とされる
<龍吟庵>
東福寺の塔頭
東福寺第三世 無関普門が創建、終焉の地となった住居跡であり塔所(墓所)
東福寺の塔頭のなかでも第一におかれている
<天授庵>
南禅寺の塔頭
虎関師錬(こかんしれん)が、光厳天皇の勅許を得て、南禅寺を開山した無関普門の塔所として建立
無関普門が、中国 宋の師から贈られ、用いていたといわれる九条袈裟などを所蔵する
<光雲寺>
無関普門が、摂津国(現在の大阪府)難波の四天王寺の近辺に退いたときに創建した道場が由来