日蓮聖人(にちれんしょうにん)は、鎌倉時代の仏教の僧で、日蓮宗(法華宗)の宗祖とされる
日蓮大菩薩、立正大師の諡号を追贈されている
日蓮が著した書物は、400以上あるといわれる
<立正安国論(りっしょうあんこくろん)(国宝)>
巻頭部分を著する
日蓮が撰文し記載する
法華経寺の所蔵
<開目抄(かいもくしょう)>
<如来滅後五五百歳始観心本尊抄(にょらいのめつご ごごひゃくさいにはじむ かんじんのほんぞんしょう)>
<撰時抄(せんじしょう)>
<報恩抄(ほうおんしょう)>
<唱法華題目抄(しょうほっけだいもくしょう)>
<法華取要抄(ほっけしゅようしょう)>
<四信五品抄(ししんごほんしょう)>
<下山御消息(しもやまごしょうそく)>
<本尊問答抄(ほんぞんもんどうしょう)>
<南真経寺>
他宗派からの迫害を受けて京都から追われた日像上人の布教活動の拠点となった関西における日蓮宗の最初の寺院
<妙覚寺>
中央に日蓮、左に日朗、右に日像上人が祀られている
境外墓地に、日蓮・日像上人・日朗の三菩薩題目笠塔婆がたつ
<妙顕寺>
三菩薩堂に、日蓮聖人・日朗聖人・日像聖人の三祖が合祀されている
御真骨堂に、日蓮聖人・日朗聖人・日像聖人の眞舎利が祀られている
日蓮の筆の強仁状御返事(重要文化財)がある
<本圀寺>
日蓮大聖人の開基
<妙傳寺>
石碑「日蓮上人御分骨之道場」がある
<本能寺>
<本満寺>
<七面大明神の故事>
鎌倉時代中期
1277年(皇紀1937)建治3年9月
日蓮聖人が、甲州巨摩郡波木井郷身延で説法をしていると、一人の美しい女性が聖人の話に熱心に聞いていた
この地の有力者 南部六郎実長は、この辺りで見かけない女性なので、不審に思い尋ねると、
日蓮聖人が、その女性に「あなたの本当の姿を見せてあげなさい」と言う
その女性が「ほんの少しの水をください」と答えると、日蓮聖人は水差しの水を一滴、女性の頭に落とした
すると女性は、龍の姿に変わり、「私はこの七面山に棲む七面大明神です。身延山の裏鬼門にいて身延山を守護し、
「南無妙法蓮華経」のお題目を唱える人々の苦しみを取り除き守護します」といい、七面山へ登っていったといわれる