岩屋寺(いわやじ)(IwayaJi)

所在地:京都市山科区西野山桜馬場町   卍地図情報卍

曹洞宗永平寺派天寧寺の末寺の寺院

山号:神遊山
院号:金地院

本尊:大聖不動明王

中興の祖:浅野長祚(あさのながとし)

通称:大石寺(おおいしでら)

京都を彩る建物や庭園認定

 岩屋寺(いわやじ)は、山科西部の西野山にある寺院

 赤穂浪士 大石内蔵助良雄が、ここに邸宅を建てて隠棲を装ったゆかりの寺院で「大石寺」とも称されている

【岩屋寺の歴史・経緯】


【岩屋寺の伽藍】

 <本堂>

 <木像堂>
 浅野内匠頭長矩の位牌、四十七士の木像や位牌が安置されている
 1901年(皇紀2561)明治34年の建立

 <遺髪塚>
 大石内蔵助良雄のもの
 右二ツ巴の家紋がある

 <大石弁財天
 小さな池に、大石内蔵助が祀ったといわれる

 <大石内蔵助手植えの梅>
 討入り前に、大石内蔵助が苗を植えたもの

 <茶室>
 嘉永年間(1848年〜1854年)
 大石内蔵助の邸宅の廃材で建立されたもの

 <大石良雄山科閑居跡の石碑>
 門前にたつ

【岩屋寺の寺宝】

 <大聖不動明王
 本堂に安置されている本尊
 大石内蔵助良雄の念持仏といわれる
 智証大師(ちしょうたいし)の作
 50年に一度、御開帳される

 <大石内蔵助の遺品>
 羽織、茶道具などの遺品が展示されている

【岩屋寺の祭事】

 <義士祭>
 12月14日
 赤穂浪士の討入り当時を再現する「山科義士まつり」が行われ、山科区より四十七士が選ばれ、
大石内蔵助をはじめとする表門隊・裏門隊・幼稚園児による四十七義士・遥泉院など女人列・祇園一力亭での様子など、
総勢約300人の奉仕により再現される

【岩屋寺へのアクセス】

 JR山科駅前より京阪バス 大石神社 徒歩約10分

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