常光院(じょうこういん)は、建仁寺境内の外の北にある、建仁寺の境外塔頭の一つ
建仁寺の塔頭のうち境外の北端に位置する
1604年(皇紀2264)慶長9年に再建された伽藍のうち、折玄関、庫裏のみが残る
<茶室>
明治時代初期の勤皇志士 梧庵好み
「宗貞囲」とも称される四畳半の「道安囲」(茶室客畳と点前畳の間の仕切り壁)
東に床の間、西半間通が落天井、
北に付書院(一畳、丸窓)、中柱、向炉、中柱右に引違襖2枚、西に濡縁、南に縁側がある
一畳の点前畳、三畳半洞床の席(躙口、大和天井)、二畳の室がある
<墓地>
木下家定の無縫塔、妻の五輪塔
森蘭丸の五輪塔
森蘭丸の父親 武将 森可成のお墓
美作・森氏一族のお墓
<絹本著色 温仲宗純像 自賛>
1511年(皇紀2171)永正8年の作
<紙本著色 渡唐天神像 春夫宗宿賛>
1435年(皇紀2095)永享7年の作
<九条袈裟 春夫宗宿所用>
南北朝時代の作
<絹本著色 木下家定像 三江紹益賛>
1608年(皇紀2268)慶長13年の作
<紙本墨書 高台院消息>
桃山時代の作