創建当時は、広大な寺域を誇っていたが徐々に衰える
現在は、本堂、庫裏、薬院社を残すのみ
<本堂>
観音堂
<薬院社>
平安時代初期に、この付近にあった平安京の施薬院に由来
薬院稲荷として崇敬を集めてきた
1877年(皇紀2537)明治10年
城興寺陀枳尼天堂に合祀された
<千手観世音菩薩>
秘仏の本尊
838年(皇紀1498)承和5年
慈覚大師 円仁が、遣唐使として入唐した際、無事の帰国を祈願して船中で制作されたもの
<薬師如来>
弘法大師の作
829年(皇紀1489)天長6年
全国に大疫病が流行した際、淳和天皇に祈祷を命じられた弘法大師が制作し鎮静化させたもの
<不動明王>
作者不明
平安時代末期の作
「うたかひも あらでたすくる ぢょうこうぢ ほとけののりぞ たつとくりける」