常林寺(じょうりんじ)は、鴨川と高野川の合流付近の出町柳、鴨川東岸にある寺院
若狭街道沿いに隣接して立っている「砂川の三軒寺」(浄土宗の正定院・長徳寺・常林院)の一つ
古くから若狭街道をを通る人々の信仰を集めていたといわれる世継子育地蔵尊が祀られている
初秋には、紅白の萩の花が、境内一面に咲き「萩の寺」と称される
<本堂>
本尊の阿弥陀三尊像が安置されている
<地蔵堂>
境内の北にある
1854年(皇紀2514)嘉永7年、31世 省譽祐禅代により建立される
世継子育地蔵尊が祀られている
常林寺が建つ以前からこの地に祀られており、門前の若狭街道を通る人々の信仰を集めていたといわれる
子授け、安産にご利益があるといわれ、腹帯が授与される
<鎮守社>
<萩供養>
9月敬老の日
<萩の寺>
本堂へ向かう参道の両脇には、赤と白の萩が植えられており、境内いっぱいに萩が育成している
境内のどこも砂地で、萩の生育に適しているといわれる
毎年9月の敬老の日には、萩供養が催される
<砂川の三軒寺>
若狭街道沿いに隣接して立っている浄土宗の正定院・長徳寺・常林院の3つのお寺
かつて鴨川と高野川の合流点付近に、砂川が鴨川に合流しており、その砂の河原に囲まれていたといわれる
萩の生育に砂地が適しており、3ヶ寺ともに萩が育成している
<勝海舟>
若い頃の勝海舟が、幕府の海軍伝習生として長崎や神戸に赴く時、京都での常宿にしていた
子母沢寛の長編小説「勝海舟」にも登場する