南殿順興寺(なんでんじゅんこうじ)は、鳴滝の周山街道から外れて、北西への坂道を登った白砂山の中腹にある寺院
三寳寺への参道坂道の途中にある
<本堂>
鉄筋コンクリート造
<蓮如上人御像>
前庭に蓮如上人のブロンズ像が立っている
<大僧都実従兼智の記念碑>
山門の左手に立っている
<片破れの名号>
天正年間(1573年~1592年)
織田信長が、大坂石山本願寺を攻めたとき、顕従(けんじゅう)の身代わりになって討死した僧兵がいた
遺体の鎧袖の中には、二つに切られた蓮如上人自筆の六字命名の一つが残されており、
「片破れの名号」と称され寺宝とされたものが残されている
<春の彼岸会・蓮如忌>
春分の日の頃
祇園の房の屋の芸妓社中により「やしょめの踊」の奉納が行われる
「やしょうめ」の地唄舞いは、蓮如上人の子守唄といわれている
「やしょめ、やしょめ、京の町のやしょめ、売ったるものは、なにやしょめ」
1965年(皇紀2625)昭和40年から行われている