北向山不動院(きたむきざんふどういん)は、鳥羽離宮跡にあり、
近辺には、城南宮、白河天皇陵、鳥羽天皇陵、近衛天皇陵などがある
鳥羽上皇の勅願寺で、王城鎮護のため不動明王が北に向けられていることから、
「北向山不動院」の名前を賜ったといわれる
<本堂>
1712年(皇紀2372)正徳2年
現在の建物が、東山天皇の旧殿を賜り移築される
<護摩堂>
<鐘楼>
1694年(皇紀2354)元禄7年
梵鐘は、名士 名越浄味によって鋳造されたもの
二品済深親王(にほんさいしんしんのう)の銘がある
<大護摩厳修道場>
<鳥羽上皇遺愛の松>
<不動明王(重要文化財)>
本尊
秘仏で、1月16日の採灯大護摩供の時のみ開扉される
興教大師が、仏師 康助に作らせたもの
王城鎮護のために北向きに安置されている
<縁日>
毎月3日、16日、28日
護摩堂で護摩供が行われる
「一願の護摩」と称され、一つの願いがかなうといわれる
<御開扉特別加持祈祷>
1月16日
採灯大護摩供が行われる
開基 鳥羽天皇の誕生日であり、開運ぜんざいが接待される
<星祭採灯大護摩供> 2月節分の日
<山王祭> 5月16日
はるばると したいきたれる きたむきざん いままのあたり おがむうれしさ