興正寺(こうしょうじ)は、西本願寺の南隣に建つ寺院
越後に配流されていた宗祖 親鸞聖人が、京都に帰り山科に真宗開闢の根本道場の興隆正法寺(現在の佛光寺)を
創建したのが由来
<阿弥陀堂>
中央に阿弥陀如来像、左右に七高僧、聖徳太子の御影が安置されている
1915年(皇紀2575)大正4年の再建
<御影堂(ごえいどう)>
中央に親鸞聖人の四十歳の姿を刻した真影が安置されている
幅33m、奥行き41m、高さ28m
1912年(皇紀2572)明治45年の再建
<鐘楼>
1774年(皇紀2434)安永3年
桃園天皇の供養のため、皇太后 恭礼門院から、梵鐘と共に寄進されたもの
<経蔵>
みかげ石の欄干が巡らされ、中には経典が納められている
1848年(皇紀2508)嘉永元年の建立
<表対面所>
御影堂の西側にあり、報恩講ではお斎がいただける
<三門>
堀川通に面した南側の門
<阿弥陀堂門>
堀川通に面した北側の門
<興正会館>
研修施設や宿泊施設などがある
<阿弥陀如来像>
阿弥陀堂に安置されている本尊
蓮教上人以来の、本山興正寺の本尊
<親鸞聖人真影>
御影堂に安置されている親鸞聖人の四十歳のお姿の真影
<正信念佛偈>
古典籍
三帖和讃は写本としては、重要な資料となっている
<蓮如上人御法語>
蓮如上人の子 蓮誓の九男である顕誓が編集したものといわる
<舎利容器>
親鸞聖人の遺骨を仏舎利にみたて、火焔宝珠形(かえんほうじゅぎょう)の舎利容器に収めらている
江戸時代初期
親鸞聖人の遺骨が、興正寺に分骨されたといわれる
<修正会> 1月1日
<法然上人祥月> 1月25日
<聖徳太子祥月> 2月22日
<孟蘭盆会> 7月14日、15日
<順徳天皇聖忌> 9月12日
<報恩講> 11月21日〜28日
<除夜会> 12月31日
<東西両本願寺門前町>
京仏壇や京仏具、お香などの老舗が軒を連ね、歴史と伝統文化の薫りを感じながら散策を楽しめるエリア