妙傳寺(みょうでんじ)は、東大路二条の東南角にある寺院
京都の法華宗信徒が、本山の身延山への参詣の不便さを考え、
身延山から宗祖 日蓮聖人の真骨(骨舎利)と七面大明神が勧請されている
寺院が立ち並ぶ新洞仏教会地区にあり、東端の東大路通の東側には二条通から仁王門通まで、妙傳寺・聞名寺・本妙寺と並ぶ
<本堂>
桁行5間梁間5間、入母屋造、本瓦葺
「写西身延」の扁額がかかっている
<廟堂>
西面して立っている
法華宗 宗祖 日蓮聖人の遺骨が納められている
<客殿>
<庫裏>
<鐘楼>
<山門>
東大路通に面している
「日蓮上人御分骨之道場」の石標が立つ
<石像 浄行菩薩>
<片岡碑>
<日蓮聖人立像>
通りからも見えるように高い石塔の上に日蓮聖人が立っている
<石碑「日蓮上人御分骨之道場」>
<境内墓地>
七郷落ちの沢宣寿(さわのぶよし)・四条隆謌夫妻らのお墓がある
現在、5院、全国に末寺37ヶ寺が残っている
<妙釈院>
1417年(皇紀2077)応永24年の創建
<円立院>
1893年(皇紀2553)明治26年3月
恵林院が丹後に移転し、円立院が移転してくる
<龍嶽院>
1612年(皇紀2272)慶長17年の創建
<本立院>
1615年(皇紀2275)元和元年の創建
<王樹院>
1547年(皇紀2207)天文16年の創建
境外塔頭
<玄祥院>
1889年(皇紀2549)明治22年7月に長崎に移転する
<遠照院>
1895年(皇紀2555)明治28年4月に長崎に移転する
<妙傳寺絵図>
1788年(皇紀2448)天明8年のもの