日體寺(にったいじ)は、東山清水寺へ向かう清水坂の途中にたつ寺院
洛陽十二支妙見めぐりの一つで、巳(南南東)を司る
「清水の鎮宅妙見宮」と称され、水火の災を除き怨敵の難を退け、家を治めるといわれる
江戸時代中期
寿福・開運・厄除を願う庶民の間で、十二支妙見信仰が盛んになる
洛陽十二支妙見めぐりは、御所の紫宸殿を中心に十二支の方角に妙見大菩薩が祀られ、
それぞれの妙見宮を巡り、開運・厄除が祈願されていた
妙見大菩薩は、北極星、北斗七星を神格化した菩薩で、
諸星の王として宇宙万物の運気を司る
1986年(皇紀2646)昭和61年
京都の日蓮宗の寺院を中心に、妙見を祀る12の寺院で組織され、
200年ぶりに「洛陽十二支妙見めぐり」が復興する