ぬりこべ地蔵(ぬりこべじぞう)は、伏見稲荷大社の近くの住宅街の中の路傍に建っている約1mの石仏
近辺には、戦没者のための有野山墓地(ありのやまぼち)がある
病気を塗り込めるといわれ、特に歯痛平癒のご利益がある名地蔵
「塗り込め」とは、貴族の邸宅の寝室のことをいい、
四方を土塀で塗り込んで、その中に念持仏を祀り悪鬼を払い安らぎを得る風習があったといわれる
<ぬりこべ地蔵>
石像
右手に錫杖、左手に宝珠を持って立っている
<歯供養>
6月4日(虫歯予防デー)
深草稲荷保勝会により法要が営まれる
病気を塗り込めるといわれる
地蔵さんの前の石に触れて、その手で患部をさすると御利益があるという
特に、歯痛平癒に御利益があるといわれ、歯痛が治った人はお堂の格子にお礼の塗り箸を結びつける
歯痛平癒を祈願するハガキや手紙も送られてくるという