妙心寺四派本庵の一つ
<書院(重要文化財)>
1532年(皇紀2192)天文元年頃の建立
一重切妻造柿葺
三畳、五畳半棚附、四畳半床附
後奈良天皇が、たびたび行幸されたといわれ、
天皇の御座所「御幸の間」がある
銀閣寺東求堂内の同仁斎とともに、東山時代の小さい書院の代表的な遺構
狩野元信の障壁画がある
<庭園(国の史跡、名勝)>
書院の南の庭園
縮小蓬莱枯山水庭園
狭い敷地に、枯滝と蓬来山水の構成を兼ねた石組
室町時代
相国寺慈雲庵の子建西堂(法号、是庵)の作庭といわれる
<方丈>
1543年(皇紀2203)天文12年
栂尾の阿伽井房(あかいぼう)(十無尽院)を移築したもの
<西田幾多郎のお墓>
哲学者 西田幾多郎
<紙本水墨淡彩山水花鳥図、琴棋書画図(重要文化財)>
書院の障壁画、合計49幅
狩野元信(かのうもとのぶ)が、大休宗休禅師に参禅した余暇に描いたといわれる
国際禅交流友好協会の事務局が霊雲院に置かれている