<本堂(書院)>
<茶室「澱看席」(重要文化財)>
1685年(皇紀2345)貞享2年から1686年(皇紀2346)貞享3年の頃
藤村庸軒によって建立される
「澱看」とは、遠望できる景勝の地にあり、南の窓から淀川を眺められることで名付けられる
<藤村庸軒(ふじむらようけん)>
千宗旦の直弟子で、宗旦四天王の一人、表千家の流れをくむ庸軒流茶道の開祖
元の名は、久田当直(くぼたまさなお)で、宗徳居士の後嗣 宗佐の養子となった
「微翁」「庸軒」「反古庵」とも称した
庸軒の茶室には書院式と侘形式とをあわせ、織部の弟子 笹屋宗貞の中襖の茶室を模したことから、
茶室「宗貞囲(そうていがこい)の席」ともいわれる