最勝寺(さいしょうじ)は、平安時代末期の院政期に、天皇・中宮の発願で白河(現在の岡崎)の地に建立された六勝寺の一つ
法勝寺の東側に建立された、鳥羽天皇の勅願寺
岡崎グラウンド南側に石碑が立てられている
<最勝寺跡>
最勝寺の跡地を示す石碑が、岡崎グラウンド南側に建立されていた
最勝寺の推定地は、現在の平安神宮と、その南一帯で、
京都会館のすぐ東側から、岡崎公園グランドにかけての神宮道の左右にまたがるところとされる
最勝寺には、金堂・薬師堂・五大堂・南大門などの堂宇があり、方1町規模があったといわれる
<六勝寺>
平安時代後期の院政の時期
天皇・中宮の在任中の発願によって、鴨川東岸の白河の地に建てられた6つの御願寺
いずれも「勝」の字が付くため、この6ヶ寺をあわせて「六勝寺」と総称される
<最勝寺町>
左京区岡崎の最勝寺が建っていた付近に町名として名前が残されている