三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)(SanjyuusangenDou)

正式名称:蓮華王院(れんげおういん)

所在地:京都市東山区三十三間堂廻り町657   卍地図情報卍

天台宗の寺院

山号:なし

本尊:観音菩薩

開基:後白河上皇

創建:平清盛

洛陽三十三所観音巡礼第十七番札所(十一面千手千眼観音菩薩) 右矢印第十八番札所へ右矢印

 三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)は、京都国立博物館の近く、東山七条にある寺院

 妙法院により所有、管理されている境外仏堂

 「三十三間堂」の名前は、本堂の母屋正面の柱間の数が33あることに由来する
 南北に約120mあり、木造建築では世界一の長さといわれる

【三十三間堂の歴史・経緯】



【三十三間堂の伽藍】

 本堂(国宝)のほか、築地塀(重要文化財)、南大門(重要文化財)を残すのみとなっている

 <本堂(国宝)>
 <築地塀(つきじべい)(重要文化財)>
 <南大門(重要文化財)>
 <法然塔(ほうねんとう)(名号石)>
 <夜泣地蔵>
 <夜泣泉(よなきせん)>
 <鐘桜>
 <久勢稲荷大明神>


【三十三間堂の寺宝】

 <木造千手観音菩薩坐像(国宝)
 <風神・雷神像(国宝)>
 <二十八部衆像(国宝)
 <十一面千手千眼観音菩薩(じゅういちめんせんじゅせんげんかんぜおん)立像1,001躯(重要文化財)>



【三十三間堂の祭事】

 <楊枝のお加持大法要
 1月15日前後の日曜日
 三十三間堂で最大の縁日
 浄水に柳の枝を浸してその水を信者の頭上に振りかける
 頭痛封じにご利益がある

 通し矢(とおしや)
 弓引き初め
 三十三間堂に沿って60mの射場でを放ち通す
 江戸時代
 各藩の弓術家により、本堂背面の縁側の南端から北端の的に向けて(約120m)、一昼夜のうちに何本を通せたかを
競ったといわれる

 <3月3日>
 2005年(皇紀2665)平成17年より
 三十三間堂の名前にちなみ「3」が並ぶ3月3日を無料拝観日にされる
 華道池坊の献花法要などが行われる

【御詠歌】

 「かぞふれば ながきみそじの みつのまに みのりのこへも かずまさりして」

【その他】

 <ミシュラン観光ガイドブック
 フランスのタイヤメーカのミシュラン社が発行する観光ガイドブックにおいて、
三十三間堂と、その「千手観音菩薩坐像」が、三つ星の評価を得ている

 <JR東海「そうだ 京都、行こう。」
 1993年(皇紀2653)平成5年の冬のキャンペーンで、
 「修学旅行のときは、「仏像が1001体、それがどうした」ってかんじでしたが。。。」 と紹介される

【アクセス】

 市バス 博物館三十三間堂前 徒歩2分
 京阪電車 七条 徒歩5分
 京都駅 徒歩20分

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