青龍寺(せいりゅうじ)(SeiryuuJi)

所在地:京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル三丁目南町   卍地図情報卍

浄土宗の寺院

本尊:聖観世音菩薩

山号:見性山

開基:桓武天皇

通称:伽羅観さん(きゃらかんさん)

洛陽三十三所観音巡礼第九番札所(聖観世音菩薩) 右矢印第十番札所へ右矢印

 青龍寺(せいりゅうじ)は、高台寺の山門前、清水寺から八坂神社に通じる八坂道(霊山道)の坂道にある寺院

 門前には、法然上人御遺跡 六時礼讃根源之地の石碑が立つ

【青龍寺の歴史・経緯】

【青龍寺の寺宝】

 <聖観世音菩薩像
 本尊
 中国 唐の徳宗皇帝より、桓武天皇に献上された香木伽羅の霊木を、桓武天皇の勅命により伝教大師 最澄が彫刻したもの
 「伽羅観(きゃらかん)」と称される
 洛陽三十三所観音巡礼第九番札所
 香木伽羅は、中国 唐で天変地異が起こり、海中から引き上げられたもの
 その夜、徳宗皇帝の夢枕に観音菩薩が現われ、
 「信心深い唐と、東の国の人々を救済するために身を分かち香木として現われた。すぐに日本に送るべし」と
告げられたといわれる


 <念仏石>
 800年ほど前に、落下してきた大小2個の隕石
 叩くと「キーン」と金属性の澄んだきれいな音がする
 後白河法皇回顧のため、法然上人が鉦の代わりにたたいたといわれるもの
 法然上人や見仏などは、この石を叩いて六時礼賛の修行をしたといわれる
 小石は本堂に、大きい石は本堂前の庭に安置されている

【その他】

 <法然上人御遺跡 六時礼讃根源之地
 六時礼讃は、一昼夜を朝、日中、日没、初夜、中夜、後夜の六回に分けたものを六時といい、
それぞれの六時に仏さんを拝して懺悔すべきことを説き、念仏読経を行うこと

 法然上人が、後白河天皇の追善菩提のために、見仏の招きをうけて、別時念仏を行ったのが由来とされる

【青龍寺の御詠歌】

 「ありがたや まよいのくもは おこるまじ せいりゅうじより かへるさのみち」

【青龍寺へのアクセス】

 市バス 東山安井、清水道 徒歩約5分

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