尊勝寺(そんしょうじ)は、平安時代末期の院政期に、天皇・中宮の発願で白河(現在の岡崎)の地に建立された六勝寺の一つ
堀河天皇の勅願寺
京都会館第1ホール付近が、尊勝寺の金堂跡にあたり、石碑が立てられている
六勝寺は、京都会館付近を中心に東西1.2km、南北1kmほどの広さがあった
京都会館第1ホール付近が、尊勝寺の金堂跡にあたる
地上に遺構などは残されていないが、地中には、溝や築地などの遺構や、瓦や土器などの遺物が埋められている
<遺構>
法勝寺に次ぐ境内があり、方四町の敷地に様々な堂舎が建てられていた
潅頂堂跡
五大堂跡
九躯阿弥陀堂跡(東西6間、南北15間以上)
観音堂跡(東西33m、南北19m)
塔跡
などの遺構が発見されている
<六勝寺>
平安時代後期の院政の時期
天皇・中宮の在任中の発願によって、鴨川東岸の白河の地に建てられた6つの御願寺
いずれも「勝」の字が付くため、この6ヶ寺をあわせて「六勝寺」と総称される