宗仙寺(そうせんじ)(SousenJi)
所在地:
京都市下京区高倉通五条下ル堺町
地図情報
曹洞宗の寺院
山号:大平山
宗仙寺(そうせんじ)は、平安時代、源融が邸宅 六条河原院で塩焼をし、
貴族たちが詩歌や管弦を楽しんだ河原院跡の地に立つ小さな寺院
江戸時代、曹洞宗本山の永平寺に代わって宮中に参内することを許された「役寺(やくじ)」だった
曹洞宗洛中三ヶ寺(宗仙寺・慈眼寺・天寧寺(てんねいじ))の一つ
有栖川宮七代 韻仁親王の時、有栖川宮御祈願所となる
【宗仙寺の伽藍】
<書院>
桃山時代の建築
狩野永徳の筆の襖絵がある(現在は、
京都国立博物館で保管)
<籬井>
河原院の庭の中の島である籬ノ島ゆかりの井戸といわれる
井筒に「籬井」と刻まれている
<ダ枳尼尊天社・大辨財尊天社>
境内の西南に立つ
もと
源融の念持仏を祀ったものとされる
<鳥樞慧魔明王>
<墓地>
江戸時代の宗学者 面山瑞方和尚(めんざんずいほうおしょう)の墳墓(ふんぼ)
正法眼蔵開版の幹事 大愚俊量和尚(たいぐしゅんりゅうおしょう)のお墓
【宗仙寺へのアクセス】
市バス 五条高倉 徒歩約3分
市バス
烏丸六条 徒歩約5分
地下鉄 五条駅 徒歩約5分