正法寺(しょうぼうじ)は、京都霊山護国神社の南側、東山の二寧坂・維新の道を登りつめたところにある寺院
二寧坂の中程から東向きに霊明神社・正法寺に向かう坂道・石階段は「幕末志士葬送の道」と称される
正法寺の山号に由来して、このあたり一帯を「霊山」と称される
古くから京洛眺望の名所とされていた
江戸時代には十数の塔頭があったといわれるが、現在は本堂・客殿などを残すのみとなった
<本堂>
多くの仏像が安置されている
<客殿>
眼下に京都市内が一望でき、遠く大阪城をも望めるという景勝の地
<鏡池(山の井)>
<板碑(いたひ)>
鎌倉時代のもの
<五輪卒塔婆>
1318年(皇紀1978)文保2年のもの
<如意輪観音石仏>
室町時代のもの
<幕末志士葬送の道の石標>
石階段の登り口にある
本堂に多くの仏像が安置されている
<寝釈迦像(室町時代)>
<阿弥陀三尊像(平安時代)>
<地蔵菩薩像(平安時代)>
<雨宝童子像>
<国阿上人坐像>
<柏のお札>
正法寺で授けられるお札
柏の葉の形の中に「伊勢熊野参詣輩」「許永代汚穢(永代の汚穢を許す)」の文言が記されている