松厳寺(しょうげんじ)は、嵐山にある臨済宗大本山天龍寺の塔頭
天龍寺の入口より左側4つめの塔頭
天龍寺七福神の一つで、一刀彫の福禄寿が祀られている
<庫裡>
<福禄寿堂>
入口からすぐ左手の小さなお堂
天龍寺七福神の一つ、一刀彫の福禄寿が祀られている
<土壁>
<墓地>
入口から左手の細い路地の奥にある
<坂本龍馬の像>
墓地の入り口正面奥に立っている
<船中八策の碑>
坂本龍馬の像の横にある
1867年(皇紀2527)慶応3年6月9日
坂本龍馬が、土佐藩参政 後藤象二郎とともに藩船「夕顔丸」に乗って長崎から上洛中に示した構想
<船中八策(せんちゅうはっさく)>
1867年(皇紀2527)慶応3年6月9日
坂本龍馬が、土佐藩参政 後藤象二郎とともに藩船「夕顔丸」に乗って長崎から上洛中に示した構想
海援隊書記 長岡謙吉が書きとめたといわれる
後の、明治新政府体制の基本方針や、「五箇条の御誓文」の基礎となる
一、天下ノ政権ヲ朝廷ニ奉還セシメ、政令宜シク朝廷ヨリ出ヅベキ事
一、上下議政局ヲ設ケ、議員ヲ置キテ万機ヲ参賛セシメ、万機宜シク公議ニ決スベキ事
一、有材ノ公卿諸侯及天下ノ人材ヲ顧問ニ備ヘ、官爵ヲ賜ヒ、宜シク従来有名無実ノ、官ヲ除クベキ事
一、外国ノ交際広ク公議ヲ採リ、新ニ至当ノ規約ヲ立ツベキ事
一、古来ノ律令ヲ折衷シ、新ニ無窮ノ大典ヲ撰定スベキ事
一、海軍宜シク拡張スベキ事
一、御親兵ヲ置キ、帝都ヲ守護セシムベキ事
一、金銀物貨宜シク外国ト平均ノ法ヲ設クベキ事
以上八策ハ方今天下ノ形勢ヲ察シ、之ヲ宇内万国ニ徴スルニ、之ヲ捨テ他ニ済時ノ急務アルナシ
苟モ此数策ヲ断行セバ、皇運ヲ挽回シ、国勢ヲ拡張シ、万国ト並行スルモ、亦敢テ難シトセズ
伏テ願クハ公明正大ノ道理ニ基キ、一大英断ヲ以テ天下ト更始一新セン