勝持寺(しょうじじ)は、京都西南の郊外の大原野にあり、大原野神社に隣接する寺院
約100本の桜が境内を埋め尽くすことから、「花の寺」と称されている桜の名所
平安時代末期の僧 西行法師ゆかりの「西行桜(三代目)」が鐘楼のそばにある
<瑠璃光殿(るりこうでん)>
本尊 薬師如来坐像(重要文化財)が祀られている
<不動堂>
<西行姿見ノ池>
<鐘楼>
<西行桜(さいぎょうさくら)>
鐘楼の傍らの、西行法師が植えたゆかりの八重桜
現在の桜は、三代目
<鏡石(かがみいし)>
不動堂の前にある
光沢があり、西行が剃髪に用いたものといわれる
<木造 薬師如来坐像(重要文化財)>
本尊
像高約85cm
左手に薬壺を持ち、右手をその上にかざす珍しい印相をしている
鎌倉時代の作
<木造 薬師如来坐像(重要文化財)>
像高9.1cm
光背に、七仏薬師と十二神将像がある精緻なもの
平安時代前期の作
<木造 金剛力士立像(重要文化財)>
1286年(皇紀1946)弘安9年、法眼慶秀と法橋湛□の作の銘がある
<大原野千句連歌懐紙(重要文化財)>
1571年(皇紀2231)元亀2年
連歌会(大原野千句連歌)のとき記された、細川幽斎の筆の懐紙