称念寺(しょうねんじ)猫寺(ねこでら)
所在地:
京都市上京区寺ノ内浄福寺西入上ル西熊町
地図情報
浄土宗知恩院派の寺院
山号:本空山(ほんくうざん)
本尊:内仏来迎仏阿弥陀如来
創建:松平信吉(土浦城主)
開山:称念上人(捨世派(しゃせいは)の祖)
中興開山:獄誉上人(がくよしょうしん)
通称:猫寺(ねこでら)
称念寺(しょうねんじ)は、土浦城主 松平信吉が、獄誉上人(がくよしょうしん)のために創建した寺院
第三世 還誉上人が猫を可愛がり、愛猫の報恩伝説により「猫寺(ねこでら)」と称される
【称念寺の歴史・経緯】
【称念寺の伽藍】
<観音堂>
動物の法要を行うための専用の観音堂
春秋の2回合同供養祭が行われる
<愛犬・愛猫等の供養塔>
1998年(皇紀2658)平成10年の建立
<山門>
1998年(皇紀2658)平成10年の再建
<苔庭>
苔庭を借景に霊園がある
【称念寺の寺宝】
<内仏来迎仏阿弥陀像(ないぶつらいこうぶつあみだぞう)>
本尊
平安時代中期の高僧
恵心僧都 源信の作といわれる
【その他】
<愛猫の報恩伝説>
第3世 還誉上人のころ、松平家と疎遠となり荒廃していたが、
ある名月の夜、帰宅した還誉上人が、愛猫が美姫に化身して舞っていたのを見て追い出してしまう
数日後、その愛猫が、還誉上人の夢枕に現れ、松平家との復縁を告げ、上人に報恩し、称念寺が再興したといわれる
故事
<老松>
還誉上人が愛猫を偲んで植えた松
枝が横に20mも伸び、猫が伏したさまに似ているといわれる
【称念寺へのアクセス】
市バス 乾隆校前 徒歩約5分