勝林寺(しょうりんじ)は、東福寺の境内より北にある塔頭
東福寺の北方守護と仏法守護を司る
<本堂>
大檀那であった近衛家の大玄関を移築したもの
<石塔>
一切経が埋められている
<皇桜>
後桜町天皇が行幸されたとき、中興開山の独秀令岱禅師が植樹した
<吉祥紅葉>
吉祥天が宿るといわれる美しい紅葉
<本堂>
大檀那であった近衛家の大玄関を移築したもの
<石塔>
一切経が埋められている
<皇桜>
後桜町天皇が行幸されたとき、中興開山の独秀令岱禅師が植樹した
<吉祥紅葉>
吉祥天が宿るといわれる美しい紅葉
<毘沙門天王像>
秘仏の本尊
一木造、左手に宝塔、右手に三叉戟(さんさほこ)持つ憤怒相の毘沙門天
像高145.7cm
平安時代に製作されたもの
東福寺の仏殿の天井裏に密かに安置されていたもの
江戸時代に開山 高岳令松の霊告により中興開山 独秀令岱禅師より発見される
東福寺の全体を守護するために、東福寺の鬼門にあたる勝林寺に安置された
財運・勝運・厄除けにご利益があるといわれる
2009年(皇紀2669)平成21年に、83年ぶりに開帳された
<吉祥尊天像>
毘沙門天の脇侍
吉祥天は、毘沙門天の妃とされ、美と幸福を司る神とされており、それを女性に授けるといわれている
像高104.4cm
江戸時代の仏師 清水隆慶の作
美・幸福・縁結びなどにご利益があるとされる
<善膩師童子像>
毘沙門天の脇侍
毘沙門天と吉祥天との御子とされる
毘沙門天・吉祥天・善膩師童子の三尊を拝めば、一家和合の神として、子授け・子育て・夫婦円満にもご利益があるといわれる
像高96.5cm
江戸時代の仏師 清水隆慶の作
<毘沙門天立像>
秘仏本尊の御前立
像高73.2cm
平安時代の製作
<聖観音菩薩立像>
像高103.2cm
平安時代の製作
<文殊菩薩坐像>
像高71.1cm
平安時代の製作
<延命地蔵半跏像>
像高79.4cm
平安時代の製作
<大日如来坐像>
像高108.0cm
平安時代の製作
<多門天立像>
像高78.0cm
鎌倉時代の製作
<広目天立像>
像高80.0cm
鎌倉時代の製作
<毘沙門天曼荼羅>
内院に、毘沙門天・吉祥天・五童子
第二院に、八大夜叉大将と龍王、韋駄天
外院に、二十八使者が描かれている
他に例がない珍しい曼荼羅図
版木左下辺に「宗立十六歳畫」とあり、明治時代の田村月樵(たむらげつしょう)(宗立)の16歳の作
<虎の大襖絵>
毘沙門堂前堂の左右に描かれている
風に向かって吼える虎は毘沙門天を、睦まじい2頭の虎は吉祥天と善膩師童子を表しているともいわれる
1926年(皇紀2586)大正15年の画家 櫟文峰(あららぎぶんぽう)の作