天祥院(てんしょういん)は、JR嵯峨野線 花園駅の北にある臨済宗 大本山 妙心寺龍泉派の塔頭
妙心寺境内の北寄り、西側参道の智勝院の前の東西参道を西に入った突き当りにあり、
天球院の南西、寿聖院の西隣、徳雲院の北隣にある
<墓地>
御殿医 奥渓家(おくたにけ)のお墓がある
<白衣大士像>
狩野山雪の筆
<刺繍青面金剛尊>
狩野山雪の筆
<開基 奥平忠明像>
狩野山雪の筆
<高精細複製「老梅図襖」>
狩野山雪晩年の最高傑作とされる
文化財未来継承 綴プロジェクトにより寄贈される
紙本金地着色 老梅図襖4面
縦174.6cm × 横485.5cm
1646年(皇紀2306)正保3年
天祥院において、狩野山雪により制作された
金地の画面全体に老木の梅樹が表現されている
太い幹と枝が、画面右手より左に向けてS字の曲線を描いて伸び、枝には小さな白梅が花付けている
画面左端に小さく赤い躑躅が花を付けている
明治維新の廃仏毀釈の悪政により、天祥院より海外に流出した