徳林庵(とくりんあん)は、「琵琶法師の聖地」といわれる
<地蔵堂>
東海道(旧三条通)に面して建つ六角の堂
<わらべ地蔵>
地蔵堂の裏に安置されている6体のお地蔵さん
一番右手のお地蔵は、琵琶を持っている
<井戸手水>
「定飛脚 宰領中 文政四年巳年六月吉日」と刻まれている
「宰領(さいりょう)」とは、荷物の運搬や旅行者の取り締まりをいう
東海道が、主要な街道であったことがうかがえる
<人康親王供養塔>
地蔵堂奥
室町時代の建立
<人康親王山荘跡>
諸羽神社の境内にある
<地蔵菩薩>
地蔵堂に祀られている
通称:山科地蔵、山科廻地蔵(やましなめぐりじぞう)、四ノ宮地蔵
852年(皇紀1512)仁寿2年
小野篁が、木幡山(こばたやま)の一本の桜の大木から六体の地蔵菩薩像を刻んだもの
像の高さ約3m
毎月24日
地蔵尊縁日祈祷
<六地蔵めぐり>
地蔵盆
8月22、23日
通常非公開の閻魔天がご開帳される
「四ノ宮」の地名は、人康親王が四番目の宮であったことが由来ともいわれている
また、当地の産土神(うぶずなのかみ)を祀る諸羽神社が、山科十八郷の四番目の社であったことも由来