東寺百合文書(とうじひゃくごうもんじょ)は、教王護国寺(東寺)に伝来する約4万点におよぶ古文書群
全て重要文化財であり、24,067通が国宝に指定されている
平安時代末期から室町時代にかけて東寺により組織的に収集・保管・保存される
約30ヶ国70数ヶ所におよぶ東寺領荘園に関する文書を数多く含んでいる
掛軸・巻物などに改装されずに作成当初の形態を保ったままの形で、原形がよく保存されている貴重なもの
これらの「東寺文書」は、
京都府立総合資料館に所蔵されている「東寺百合文書」と、
東寺に現存する「東寺文書」と、
京都大学文学部博物館に所蔵されている「教王護国寺文書」などに分かれている