壺井地蔵尊(つぼいじぞうそん)は、太子道と佐井通(春日通)との交差点の南東の角に立つ
壺井堂(つぼいどう)は、壺井地蔵尊から、太子道を西へ100mほどのところに立つ
両者は、無関係のものといわれている
「古蹟壺井地蔵」と記された石票も立つ
一画がブロック塀に囲まれて、通りより一段低くなっているところに古井戸があり、
その井戸の上に地蔵菩薩が祀られている
江戸時代
医者 黒川道祐の「太秦村行記」によれば
井戸の中から掘り出された壺の中に、お地蔵さんがおられ「壺井地蔵」と名付けられ祀られた
と記されている
江戸時代
この井戸の水は、名水とされており、
西大路通にあった処刑場において、死刑囚が処刑される最後の水として用いられていたといわれる
壺井地蔵尊から、太子道を西へ100mほどのところに壺井堂がある
「茶所」と記された石標があり、小堂が立っており、
お堂の中に、壺形台座に座る木造の地蔵尊が祀られている