藪の中三尊磨崖像(やぶのなかさんそんまがいぞう)

所在地:木津川市加茂町東小上東谷   卍地図情報卍

 藪の中三尊磨崖像(やぶのなかさんそんまがいぞう)は、当尾の、浄瑠璃寺の近くにある石仏

 京都府指定の当尾磨崖仏文化財環境保全地区にある

【藪の中三尊磨崖像】

 山肌の竹藪の中の大きな花崗岩に舟形の光背が彫りくぼめられている

 くぼみの中に、中央に、右手に錫杖・左手に宝珠を持つ地蔵菩薩立像、像高約153cm
 同じ岩の向かって右に錫杖を持つ長谷型十一面観音菩薩立像、像高約113cm
 向かって左の岩に、阿弥陀如来坐像、像高約111cmが彫られている非常に珍しい配置の石仏

 もとは、浄瑠璃寺塔頭の浄土院の本尊であったといわれる

 橘派の橘友縄の銘と、鎌倉時代中期、1262年(皇紀1922)弘長2年の銘があり、当尾地区最古級の石仏とされる


【藪の中三尊磨崖像へのアクセス】

 JR大和路線加茂駅より、あるいは、JR大和路線奈良駅・近鉄 奈良駅より奈良交通バス 浄瑠璃寺前 徒歩約5分

LINEで送る

[インデックス]


京都通メンバページ

写真:表示/非表示

フェイスブックでシェア LINEで送る

[目次]


[関連項目]


[協賛リンク]



[凡例]

赤字
 京都検定の出題事項
 (過去問は下段に掲載)

ピンク
 京都検定に出題された
項目へのリンク

青色紫色
 関連項目へのリンク