永興寺(ようこうじ)(YokhoJi) 京都通メンバ
所在地:京都市山科区御陵大岩   卍地図情報卍

曹洞宗大本山永平寺派の寺院

山号:無量山

本尊:釈迦牟尼仏

開基:詮慧(せんね)

中興の祖:村上素道(むらかみそどう)

 永興寺(ようこうじ)は、山科の御陵駅から北、琵琶湖第一疏水の北側の山麓にある寺院

 日本曹洞宗開祖 承陽大師 道元禅師ゆかりの寺

 本堂の「大間天井龍図」、境内の石造 龍の尻尾など、ゆかりの寺院でもある

 境内には、山科豊川稲荷社もある

【永興寺の歴史・経緯】






【永興寺の伽藍】

 山科の御陵駅からまっすぐ北に、琵琶湖第一疏水の北側で、第10号橋を渡った山麓にある

 <山門>
 2000年(皇紀2660)平成12年の建立

 <石標「曹洞 永興寺」>
 <石標「承陽大師御霊場」>

 <手水舎>
 吐水口もとなっている

 <本堂>
 天井一面に、日本画家 安藤康行による昇り龍「大間天井龍図」が描かれている
 日本一大きいといわれる木魚が置かれている
 1996年(皇紀2656)平成8年の再建

 <本堂前庭園>
 白砂と苔、石組による枯山水庭園
 いのはな夢創園 猪鼻一帆による作庭

 <石造 龍の尻尾>
 本堂の天井龍図と一体化となるように作られた
 大小の歯車のような半円形は、龍の背びれと尻尾をイメージして造作されている
 金運開運のご利益があるといわれる

 <鐘楼>
 2000年(皇紀2660)平成12年の建立


 <慈母観音像>
 <十三重石塔>
 <五重石塔>
 <南無の子像・作務の子像>


 <鎮守社 山科豊川稲荷社>
 祭神:豊川吒枳尼真天(とよかわだきにしんてん)の分霊
 曹洞宗の寺院 豊川稲荷(愛知県)よりの分霊された
 稲穂を荷い、宝珠を掲げて白狐にまたがる姿をしている女神
 商売繁盛と福徳開運のご利益がある福徳の神・開運隆盛の神・興産の神さんとされる
 かつて、円山公園音楽堂の南東に祀られていたといわれる
 永興寺の移転のときに現在の地に移転する


 <京都一周トレイルコース東山コースへの登山口>
 境内横にある




【永興寺の寺宝】

 <「大間天井龍図」>
 本堂の天井一面に描かれている昇り龍
 暗闇の波間から如意宝珠を持ち現れる、金色を帯びた黄龍(こうりゅう)の姿
 黄龍は、陰陽五行説による東西南北を守護する四神の中央を司る
 日本画家 安藤康行の作

 庭園には、天井龍図と一体化となるように作られた石造 龍の尻尾が置かれている


 <木魚>
 本堂の木魚
 楠の一刀彫
 直径90cm、高さ95cmで「日本一大きい木魚」と自称されている

 <御一代記絵巻>
 道元禅師を描いた絵巻



【永興寺の祭事】

 <山科豊川稲荷の正月特別祈祷会・甘酒の会> 1月1日から3日
 <春彼岸会法要>
 <盂蘭盆会法要>
 <世界平和祈念鐘撞き> 8月15日
 <秋彼岸会法要>
 <除夜の鐘つき会>

【永興寺へのアクセス】

 地下鉄 東西線 御陵駅 徒歩約15分

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