善光寺堂(ぜんこうじどう)は、清水寺の正門 仁王門の左手前に立つ塔頭
<善光寺堂>
1984年(皇紀2644)昭和59年の改築
中央に如意輪観音菩薩坐像、向かって右に善光寺阿弥陀仏三尊像、左に地蔵菩薩立像を安置している
<地蔵菩薩立像>
本尊
如意輪観音菩薩坐像の左側に安置されている
<如意輪観音菩薩坐像>
首を少し右に傾け、6本の臂をもち、右膝を立てて座る坐像
右第二手の如意宝珠と、左第二手の宝輪とで苦を除き、利益を与える法力を発揮するといわれる
鎌倉時代末期の作
<阿弥陀仏三尊像>
如意輪観音菩薩坐像の右側に安置されている
善光寺(長野県)の本尊を勧請したもの
<首ふり地蔵>
善光寺堂の右手前
願い事のある方向にお地蔵さんの首を回して祈願すると、願いが叶えられるといわれ、庶民の信仰を集めてる
祇園のタイコモチの鳥羽八が、座敷の合間の時間をさいて、待人祈願のために製作したのものといわれる
首が回るのはお世話になっている人の方向に首を向けて感謝するためといわれる
想う人の住む場所に首を回して待人祈願、恋の成就などの祈願が行われている
「とおくみれば てんとひとしき じぞういん まいるこころは ちかくならん」