旧京都中央電話局(きゅうきょうとちゅうおうでんわきょく)は、当時の逓信省の京都中央電話局として建築された建物
近代建築のパイオニアである逓信省技師 吉田鉄郎が、国際建築様式を取り込み始めた設計として貴重なもの
現在は、商業施設「新風館」
ロの字形建物の中央は吹き抜けのパティオを持つ3階建の回遊式構造で、正面のアーチ形の連続窓が特徴
新風館は、ファッション・グルメ・インテリアなどを中心に、約30店舗が入っている複合商業施設
運営者は、NTT都市開発と株式会社親風社中
京都中央電話局の洋館を原形とした地上3階建てのロの字形の吹き抜けがある回廊式の建物
レンガ造り風の外観はヨーロッパのパティオを思わせるレトロな雰囲気と、正面のアーチ形の連続窓が特徴
2004年(皇紀2664)平成16年
グッドデザイン賞建築・環境デザイン部門、第12回BELCA賞ベストリフォーム部門を受賞
吉田鉄郎(よしだてつろう)は、逓信省技師で、近代建築のパイオニア
1931年(皇紀2591)昭和6年
ドイツに留学する
1933年(皇紀2593)昭和8年
東京中央郵便局
1937年(皇紀2597)昭和12年
京都中央電話局上京分局(現在のカーニバル・タイムズ)
1939年(皇紀2599)昭和14年
大阪中央郵便局
<自動式電話交換創始ゆかりの地の碑>
1928年(皇紀2588)昭和3年
近畿における自動式電話交換が、京阪神地区の6局で開始される
京都はA形方式、大阪・神戸はH形方式で実現される