裏松固禅(うらまつこぜん)は、江戸時代中期の公卿で有職故実研究家
平安京の内裏などの故実研究に専念し、「大内裏図考証」などを著した
<大内裏図考証>
平安京の内裏などの研究書
大内裏にある建物に関して、古図や旧記で例証しながら詳細に記載されている
平安京左右両京の区画制度・離宮・摂関の邸宅なども記され、関係事項を網羅している
1788年(皇紀2448)天明8年に完成
その年に、天明の大火により御所が焼失し、古制にならって復元・再建するにあたり参考とされた
<皇居年表>
<院宮及私第図>
公家の住宅や、そのしきたりなどの史料を収集し考証したもの