京都の伝統工芸品(でんとうこうげいひん)(DentouKougeiHin)
伝統工芸品(でんとうこうげいひん)は、焼物・染色・織物・木工・石工など工芸的手法で作られた製品
「民芸品(みんげいひん)」とも称される
経済産業大臣指定伝統的工芸品:17品目(2023年(皇紀2683)令和5年10月現在)
京都府知事指定伝統工芸品(
京もの指定工芸品):34品目(2024年(皇紀2684)令和6年7月現在)
京都市の伝統産業:74品目(2024年(皇紀2684)令和6年2月現在)
【京都の伝統工芸品の歴史・経緯】
<内匠寮(たくみりょう)>
調度の作製や儀式の時の装飾を司る官庁
「内」は、宮廷内部の需要に応じることを意味する
ここには、
綿、綾、羅の織り手20人
画工、細工、金銀工、玉石帯、鋼鉄、鋳工、造船、屏風、漆塗り、轆轤(ろくろ)、皮革、柳箱工など
15業種、120人の工人がいたとされる
<図書寮(ずしょりょう)>
仏教経典の書写、製本、造紙手、造筆手、造墨手の技術指導者もいた
<別所(べっしょ)紙屋院>
紙漉き(かみすき)のための紙戸(しこ)50戸があった
麻や雁皮(がんぴ)などが原料で紙は非常に貴重なもので、天皇の綸旨(りんじ)、写経、宮廷の公私文書に使われる
延喜式では、年間2万枚の紙の納入が義務付けられていた
【経済産業大臣指定の京都の伝統的工芸品】
京都には、経済産業大臣指定の「伝統的工芸品」が17品目ある
全国では、241品目が指定されている (2023年(皇紀2683)令和5年10月現在)
西陣織(織物)(1976年指定)
京鹿の子絞(染色品)(1976年指定)
京友禅(染色品)(1976年指定)
京小紋(染色品)(1976年指定)
京黒紋付染(染色品)(1979年指定)
京繍(その他繊維製品)(1976年指定)
京くみひも(その他繊維製品)(1976年指定)
京焼・清水焼(陶磁器)(1977年指定)
京漆器(漆器)(1976年指定)
京指物(木工品)(1976年指定)
京仏壇(仏壇・仏具)(1976年指定)
京仏具(仏壇・仏具)(1976年指定)
京石工芸品(石工品・貴石細工)(1982年指定)
京人形(人形)(1986年指定)
京扇子(その他工芸品)(1977年指定)
京うちわ(その他工芸品)(1977年指定)
京表具(その他工芸品)(1997年指定)
京都府伝統と文化のものづくり産業振興条例に基づき、
京もの指定工芸品(34品目)・
京もの技術活用品(1品目)・
京もの伝統食品(2品目)が、京都府知事により指定されている
京都市伝統産業活性化推進条例に基づいて、74の
伝統産業が指定されている
京都市伝統産業活性化推進条例に基づいて、74の
伝統産業が指定されている
【その他の京都の伝統工芸品】
経済産業大臣指定伝統的工芸品、京都府知事指定伝統的工芸品、京都市の伝統産業 以外の伝統工芸品
胡粉
茶屋染
砥石
蒔絵
【京都検定 第1回3級】
40.京人形について、次のことは正しいかどうか?
(ア)嵯峨人形や賀茂人形・御所人形・伏見人形などを京人形と呼ぶ
(イ)伏見人形には金襴・緞子などの布破れも使う
(ウ)京人形の歴史は、平安時代の公卿社会で用いられた雛に始まる
(エ)宝鏡寺は「人形寺」と呼ばれている
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【京都検定 第3回3級】
【京都検定 第4回3級】
【京都検定 第5回3級】
【京都検定 第6回3級】
【京都検定 第7回3級】
【京都検定 第12回3級】
【京都検定 第13回3級】
【京都検定 第15回3級】
【京都検定 第17回3級】
【京都検定 第18回3級】
【京都検定 第19回3級】
【京都検定 第20回3級】
【京都検定 第1回2級】
【京都検定 第2回2級】
【京都検定 第3回2級】
【京都検定 第4回2級】
【京都検定 第5回2級】
【京都検定 第6回2級】
【京都検定 第7回2級】
【京都検定 第8回2級】
【京都検定 第9回2級】
【京都検定 第10回2級】
【京都検定 第12回2級】
【京都検定 第15回2級】
【京都検定 第17回2級】
【京都検定 第2回1級】
【京都検定 第3回1級】
【京都検定 第4回1級】
【京都検定 第5回1級】
【京都検定 第6回1級】
【京都検定 第7回1級】
【京都検定 第13回1級】
【京都検定 第16回1級】
【京都検定 第17回1級】
【京都検定 第23回1級】