額看板(がくかんばん)

額看板(がくかんばん)は、建物の内外や門・鳥居など高い位置に掲げられる額や看板

木地に毛筆で書いた原稿を貼り、文字の部分を上から彫刻刀で彫っていき、
色を塗ったり、漆を塗って金箔を押して仕上げられる

「扁額(へんがく)」とも称され、
神社・寺院・神門・山門・茶室などの伝統建築や、学校・体育館・トンネルなどにも掲げられる

扁額の文字は著名人が揮毫されることがあり、扁額そのものが書跡としての文化財として扱われることがある

京都市の伝統産業の一つ

 (写真は京都伝統産業ミュージアムにて撮影)

【額看板】

 <製造工程>
 荒木を寸法取りして、看板木地を作る
 木地に、毛筆で書かれた原稿を貼る
 文字の部分を、上から彫刻刀で彫っていく
  文字を浅く丸く彫ることがポイントといわれる

 彫刻された文字に下地をし、彩色や漆を塗っていく
 最後に、金箔が押される場合がある

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